コインパーキング経営における10個のリスク

相続などで入手した土地から収益を得る場合、投資方法のひとつとして「コインパーキング経営」という選択肢があります。無人で経営できたり、土地の広さに合わせて駐車スペースを用意できたりと、比較的小さい規模からビジネスを始められる点が大きなメリットです。さらに、定年退職後における「年金以外の収入源」にもなります。 しかしコインパーキング経営にも、事業に伴うリスクは当然あります。そこで今回この記事では、コインパーキング経営をするために知っておくべきことについて、メリット・デメリットの両面から紹介していきます。今後コインパーキングの経営を考えている方は、ぜひ参考にしてください。


この記事は約7分で読み終わります。

コインパーキング経営の基礎知識

まずは、基本的なコインパーキングの経営手法について紹介します。経営手法は主に2つありますので、どちらが自分の状況に合うか考えてみてください。

①自己経営方式

自己経営方式は、コインパーキングに必要な設備や、機材の購入・設置、オープン後の集金、ユーザーからの問い合わせ対応、機材のメンテナンスまで、すべて自分で行なう方法です。事業で得た収益をすべて受け取れる反面、作業負担や管理負担が多いという問題もあります。

②一括借上げ方式

一括借上げ方式は、コインパーキング専門の運営会社へ土地を貸し出し、運営・管理はすべて委託する方法です。他に仕事をしていて多忙な場合や、持っている土地が遠方にあって自分で管理することが難しい場合などは、一括借上方式を選ぶと良いでしょう。

コインパーキングの収益に関係なく土地の賃料をもらえるので、毎月安定した収入が得られる一方、自分で運営するよりも収入額自体は減ることが多いです。

「経営・管理を自分で行い、収益のすべてを得たい」という人は自己管理方式、「遠方なので経営・管理が難しく、日々忙しいのでプロに任せたい」という人であれば一括借上げ方式がおすすめです。

目次へ

コインパーキング経営のリスク

どんな事業にも経営上のリスクというのはあります。ここからは、コインパーキング経営のリスクについて説明していきます。

リスク①節税効果がほとんどない

土地を所有していると固定資産税や都市計画税などがかかります。もしもマンションなどの建物を所有していれば、更地に比べて固定資産税は6分の1、都市計画税は3分の1に減額できる優遇制度を利用可能です。しかしコインパーキングはこの優遇制度の対象外なので、節税効果はほとんど見込めません。

リスク②賃貸経営の方が収益性を見込める

土地の面積あたりの収益効率を比較したとき、平面的な運用をするコインパーキングは、建物を立てて立体的な運用をするアパートやマンションなどの賃貸経営よりも、収益効率が下がります。もしも土地に一定の広さがあれば、賃貸経営も視野に入れた方がいいかもしれません

リスク③一括借り上げ方式でも初期費用がかかる

コインパーキング運営会社に一括借り上げを依頼する場合、「初期費用0円」と謳っている業者も多いですが、こういった場合は一定条件を満たさないと0円にならないことが多いです。

初期費用が必要な場合、その土地にある建物の解体費用やアスファルト舗装代、外構設置代などになります。そのため、契約前にオーナー負担になる費用を確認しておきましょう。

リスク④近隣パーキングとの価格競争が発生する

コインパーキングが多い地域では価格競争が起こります。大手コインパーキング運営会社の料金設定は比較的安価なので、料金で勝てない可能性も高いです。もし自分で経営するなら事前に近隣の駐車料金を調査して、料金設定を工夫するのがお勧めです。

リスク⑤今後需要が減る可能性も

近年は車離れやカーシェアリングの浸透などが進み、特に都心部では車を持たない人が増えています。また、不動産投資全般に言えることですが、少子高齢化による人口減少で駐車場の需要自体が減少傾向にあることも、一因だといえるでしょう。

リスク⑥災害の危険性

これも不動産投資全般に共通することですが、地震や津波、土砂崩れなどの災害によりパーキング経営ができなくなる可能性があります。建物のある賃貸経営よりは被害は軽微になることが多いですが、「予め保険に加入しておく」「水害の多い地域なら土地をかさ上げしておく」などの対策をすると安心です。

リスク⑦賃料の減額

コインパーキング運営会社に委託している場合、途中で地価の変動により賃料の減額を迫られる可能性もあります。契約時に賃料の変更はあるのか、変更時の条件は何かを確認しておくといいでしょう。こういった細かい質問に快く応えてくれる運営会社に委託できると安心です。

リスク⑧不正利用による未払い

「駐車スペース以外の敷地内に無断駐車する」「駐車スペースに中途半端に入って駐車料金がカウントされないようにする」など、不正利用をする悪質な利用者も一部では存在しています。これにより収入機会のロスが発生することもあります。「空きスペースのない駐車場を設計する」「防犯カメラを設置して不正利用者を発見できるようにする」などの対策をしていきましょう。

リスク⑨事故の危険性

コインパーキングには多くの車や人が出入りするため、器物破損や車同士の接触、歩行者との接触の危険性があります。管理の不行届きによる過失があると判断された場合は、オーナーに責任を問われるかもしれません。見通しの悪いスペースや事故の起こりやすい部分はないか確認し、ミラーやポールを配置するなど、設計段階から安全へ配慮するといいでしょう。

リスク⑩車上荒らし・盗難

パーキングは基本的に無人なので、車上荒らしや盗難の危険性もあります。定期巡回などの防犯対策を怠ると、事件発生時に責任を問われたり、風評被害から利用が激減するケースもあるので要注意です。専門会社に委託する場合でも防犯対策について確認しておき、治安の維持に務めましょう。

目次へ

コインパーキング経営の魅力

一方でコインパーキングならではの魅力やメリットもあります。リスクとメリットをしっかり押さえたうえで経営を始めるのがおすすめです。

魅力①投資、維持管理コストが抑えられる

コインパーキング経営は建物が不要なため、建築・購入コストを抑えやすいです。借入金も少なくできるので経営が比較的黒字化しやすく、さらに賃貸経営と比べると維持管理のランニングコストも低いというメリットがあります。一括借り上げ方式でも負担するのは税金くらいで、あとはすべて運営会社に任せられるのも魅力です。

魅力②運営する手間が少ない

コインパーキング経営は、マンション経営ほどには煩雑な作業は発生しません。定期的な清掃、巡回、集金などを行う程度です。一括借り上げ方式であれば、その作業すら運用会社に任せることができます。この負担の軽さがコインパーキングならではのメリットです。

魅力③狭小地・変形地も活用可能

土地が狭かったり変形していたりすると賃貸物件を建てるのは難しいですが、コインパーキングなら1台あたり約2.5m×5mのスペースと、精算機を置くスペースがあれば運用可能です。狭小地・変形地に適した土地活用法だと言えるでしょう。

魅力④開業までの準備期間が短い

賃貸経営の場合、すでに建物があっても本格的に運営が始まるのは、運営スタートから数ヶ月先になります。しかしコインパーキングなら、一括借上げ方式でも契約から開業まで約2週間~1カ月で始められます。準備期間が短いので時間のロスを少なくできるのもメリットです。

魅力⑤転用・撤退がしやすい

コインパーキングは精算機などの撤去や設備の取り外しが比較的簡単にできます。そのため、事業の撤退や賃貸住宅などへの転用がしやすいです。不動産投資の中でも「始めやすく、やめやすい」というのも、コインパーキング経営の特長だといえるでしょう。

目次へ

安定した収益が得られる不動産投資

コインパーキング経営には、「土地当たりの収益性の低さ」があげられます。不動産投資のなかでも比較的、手軽に始められるものの、安定性に不安が残るでしょう。もしも安定した収益を見込められる不動産投資を検討しているのであれば、当社タマホームの区分保証オフィス™投資を検討してみてはいかがでしょうか。

タマホームでは、資産価値が下落しにくい東京5区に中小規模のオフィスビルを所有しています。そのため、利便性のある不動産となり、安定した収益が得られるでしょう。

都心部のオフィスビルは比較的、需要が高いため、物件の価値が下がりにくく、売却時に好条件で取引できる可能性が高いのが魅力です。詳しい内容については、下記の資料をご覧ください。

目次へ

まとめ

コインパーキング経営は、手軽に始められることが魅力の不動産投資ではありますが、一方で収益性や事故の危険性など不安要素も残ってしまいます。不動産投資に悩んでいる人はリスクと魅力を見極めて選択しましょう。

 

タマホーム㈱では、ご自宅で顔を見ながら商品説明、ご商談ができる、オンライン商談を導入致しました。
お客様のご準備として、パソコン、タブレット、スマホどれでも可能です。
音声は電話で、画像は双方のデバイスで共通の画面を見ながらお話ができます。一度、お試し下さい。
ご予約、お問い合わせは当ホームページ「お問い合わせ」よりお願い致します。